理想の職場? 『ウルトラマンタロウ』の防衛チーム「ZAT」は超ホワイトだった
●上司が基本的にゴキゲン!それでいて頼り甲斐の塊!
職場の雰囲気は上司の機嫌によりますが、その点においてZATは実に素晴らしいです。寝不足でイラついて電話を置く音がうるさい……そんな上司はいません。
まず、名古屋章さん演じる朝比奈隊長がなんともとぼけた雰囲気で父性抜群。
昨日カレーを食べたかどうかで采配を決定したり、怪獣にくしゃみをさせるために大量のコショウを買いつけたりと、地球が危機に瀕してもユーモアを忘れない男なのです。
もっといえば、現場の指揮はほとんど荒垣副隊長に任せたうえで、その責任は自分で負うという姿勢も、部下からすれば頼りがいの塊です。
同じく頼りがいの権化といえるのが、その荒垣副隊長の存在です。演じたのは『あばれはっちゃく』のお父さん役でも知られる東野英心さん。
新垣副隊長もまた対怪獣戦における指揮能力は抜群。
それでいて、第7話「天国と地獄 島が動いた!」では、パトロール中に見慣れぬ岩礁(実は怪獣ガンザ)の上で小休止と称して釣りをしたり、焚き火をしたりと、いつだって息抜きを忘れぬホワイトな一面をのぞかせます。
また戦闘中における隊員たちへの「脱出!」命令も多く、部下の命を何よりも優先してくれるのです。
そして時にサングラス、時に口ひげを生やし、そして急にやめるという、なんとも人間くさいチャーミングさもあわせ持っています。
●新人の意見を積極的に採用! 休みも融通が利く風通しの良さ
さて、こうしたゴキゲンな上司がいるのですから、当然職場内の風通しも抜群です。
例えば主人公の東光太郎はZAT入隊当時、まだボクサー志望の青年でした。
入隊後も引き続きジムに通っていたのですが、それを咎められるどころか第10話「牙の十字架は怪獣の墓場だ!」では、ZAT隊員が試合に応援しにかけつけてくれます。
休暇に関する考え方もだいぶおおらかです。
13話「怪獣の虫歯が痛い!」では突如、母親が訪ねてきた南原隊員のために任務中に特別休暇を与えるなど、プライベートへの配慮も忘れません。
また良い意見であれば、誰のものであろうと積極的に採用してくれるのもZATの良いところ。
三枚目ポジションの南原隊員の意見であろうと、新入隊員である東の意見であろうと、まずは採用してみる「トライアンドエラー」の精神がZATを支えているのです。
他にも、基本的に国民から信頼されている点、そして意外と重要なところですが制服の上からスカーフを巻いていようと怒られることはない点……などなど、細かいところまで挙げていけばキリがないのがZATの魅力であり、書けば書くほど心が現実から……「脱出!」
誰であろうと、そしてどんな意見であろうと忌憚なく言える環境こそが『真に優れた職場』であるという事を
既に50年近くも前にZATが実践していたのが凄い。これは現代のリアルなサラリーマン世界にも通じるものだろう。
一見すると下らないと思える意見にも、あるいは有益なヒントが隠されているかもしれない場合は往々にしてある。
それを気兼ねする事無く口に出来るような雰囲気を作れるかどうかが大事。
TACのような無駄にピリピリして緊張感ばかりが高い真逆の環境では到底こんな事は望めない。
何か意見を言う度に山中のような隊員に「こんな時に下らん事を言うな!」と一喝さらに一蹴されてしまうと、
他の隊員は委縮するばかりで有効な意見さえ出て来なくなり、結果本来の任務においても成果を出せなくなるという悪循環…
ほんと、TACがZATの雰囲気なら、エースはもう少し持ったと思う
>>513
無いな。夕子降板後の代役?がデブガキのダンとか設定変。
荒垣副隊長、シルバー仮面だと光太郎にぶん殴られているの笑う
「10-4 10-10」では幼女誘拐班に誤認されたりとロクな目に遭ってないw
>>524
逆に、イチロー兼南隊員を殴るんだよね
学生時代、ボクシングをやっていた設定だっけ?
光三はウルトラの父(サンタクロース)の玉川伊佐男演じる叔父さんに対しても敵意剥き出しだったなw
ひとみ姉や美川隊員の
途中送信すまんw
美川隊員の西恵子さんが演じた同級生とかには異常に優しかったのがスケベっぽかった
その玉川さん演じる叔父の息子が健一くんこと斉藤信也くんなんだよなw
こんな所で既に光太郎と邂逅していたと考えると面白い。
光太郎の名前の由来も、光三+タロウで光太郎なんだろうか
2人ともナイフが武器だし
仮面ライダーBLACKの主人公が南光太郎と云う名前なので、東光太郎からいただいたのではないかとちょいちょい話題になるが、西部警察でキャップことおやっさんこと小林昭二氏が演じた長さんのフルネームが南長太郎であることは、あまり話題にならないな
タロウタロウタロウ、キダタロー
タロウはガキの頃好きだったけど、隊員が過去にタイムスリップするエピソードがあって、タイムスリップした後、「隊長、どうやら過去に来てしまったようです。」なんて無線で普通に話してた。
成績の悪いバカなオレだったけど、さすがにそれは無いだろ!!と突っ込み入れたくなったっけな。
それ、エースのダイダラホーシの回じゃない?
だよね。タロウにそんな話は無い。
…にしても、タイダラホーシはエースの中でもかなりトンデモな話だったし、
いわゆる「タイムスリップもの」のカテゴリーの中でも屈指のメチャクチャさだったw
過去に来たのに普通に現代と通信が出来る上にその理由は説明されないまま、
タイムマシンの試作機があるのに研究所長に使用を拒絶されたらあっさり断念、
タイムパラドックスの危険性を研究所長が指摘する台詞があるにも関わらず、
小枝一本どころか大木を二本も引き抜いて超獣とチャンバラをするエース…
わざわざタイムマシンのセットを作っておきながら使用しないなんて例が他にあるかね?
しかも北斗はその研究所長に「我々は過去に行っても小枝一本そこの状況を変更しないと約束します」と言ったのに、
エースに変身した途端にそれを忘れたように木をひっこ抜いてる。
ちゃんと台本読んで演出してんのか!と言いたくなるくらい本編の流れを全く無視した特撮シーン。
ハチャメチャさが売りの石堂さんの脚本だから仕方ない
富士山の上に立つ怪獣、惑星を飲み込む怪獣を出すくらいだから・・・
シュールな作風のタロウとの相性は抜群だったけど、それ以外でのウルトラでは浮いていたかな
しかも、あの回の演出はやりたい放題で有名な田淵吉男だしね
そうかエースのエピソードであったか。
こりゃ又失礼しました。
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