ウルトラセブンの登場怪獣 > ノンマルト ノンマルトは特撮テレビ番組『ウルトラセブン』をはじめとする「ウルトラシリーズ」に登場する架空の存在。別名は地球原人。英字表記はNONMALT。 『ウルトラセブン』第42話「ノンマルトの使者」に登場。 現代の人類の登場以前に地球で栄えていたが、彼らの 16キロバイト (2,061 語) - 2022年4月28日 (木) 14:02 |
「小さな英雄」の冒頭で、デパートで、子供がピグモンのことで
母親に「ね、僕の言ったとおりだろう」というセリフがあるが、
ああいう場面で、金城氏が子供の心理を理解していたことが
よくわかる。子供には子供のプライドがあり、子供の分野のことでは
ちゃんと大人に認めてもらいたいのだ。

(出典 ノンマルトの使者 ガイロス | mixiコミュニティ)
先日Eテレで手塚治虫のドキュメント番組をやっていたので観たのだが、
その中に出てきた鉄腕アトムのアニメのイルカ帝国の話が、まるでノンマルトの使者そのものだった。
ウルトラセブンの代表作であり最高傑作とも言われるノンマルトがパクリだったなんて…
ちょっとショックだったよ。
>>6
確かに似たような話だがセブンはシリーズの基本ラインが「地球を侵略者から防衛する」であり
アトムはそうでは無い。
「ノンマルトの使者」はそのシリーズの基本構造をひっくり返してみようという発想の転換から生まれたエピソード
でありそれに対しアトムのイルカ帝国の話は古代文明が意外なところに存在していたという着眼点から
生まれたエピソードであり似たようなストーリーだがテーマは違う様に感じる。
たしかに物語は似ている。
再三の再放送もあっただろうから、金城氏が「イルカ文明」を
目にしていた可能性も否定できない。先行作品を研究もしていただろうから。
でも金城氏は手紙に「燃えるような仕事がしたい」と書くような人格だから、
パクリを良しとする人ではなかったのでは?
少なくとも、そう信じたい。
だからこそセブンの頃に特撮物の執筆意欲が低下したんじゃね?
まあアトムもセブンも同じくヒーロー物だし、ヒーローが板挟みになる状況みたいな展開は誰でも思い付きそうだから
パクリじゃなくて偶然かもしれないけどさ。
でもアトムは当時のクリエーターの人達はまず観てただろうからなあ。
金城氏は、円谷一氏に宛てた手紙の中で、
「過去の仕事に充足感が無く悲しい」と書いてるから、
セブンの頃には意欲が低下してたというのはあるだろうね。
ただ、「ノンマルト」の着想がどのように生まれたか、
は、ファンコレで満田氏が語っているよ。
たしか昭和54年に出た本だから、記憶の精度は高いと思う。
「ノンマルト」は、むしろ「ルート87」との類似を
指摘されるべき作品だろう。
「予言する使者(死者)」。それを考えると、
金城氏は、語り口の持ちパターンは少ない人だったのかもしれない。
似た様な例では「ゴジラ」と「原子怪獣現る」があてはまるんじゃないかな。
「太古の恐竜が核実験で蘇り大都会を襲撃する」という基本プロットは同じ。
しかし前者は唯一の被爆国である日本が原水爆の怨念を投影した怪獣に蹂躙されるという
濃いテーマ性を盛り込んだ内容であるのに後者はそういう要素は皆無。
そらあ核爆弾を生み、投下した国と落とされた国の違いだしょ。
それにあの国は人間の叡知をもってすればできないことなどなにもない、
開いて進むことこそ神なる正義で、
それを阻んでいるものは障害として容赦なく駆逐する狩猟思想だから、
この世には人智を越えた存在があり、
畏怖と尊敬を併せ込めて共に在ろうとする農耕思想とは決定的に異なる。
イルカ文明は予想外の場所に人間以外にも文明を持った種族がいたという
SF的な奇想天外な面白さを追求した。
一方ノンマルトの使者は人間や人類の原罪といったものがテーマである。
この違いだと思う。
どっちも海が舞台なのも偶然?
地底が舞台ならグレートマジンガーやゲッターロボとネタが被るな。
人間なんて所詮考えつくとこは同じ様なとこになるんだよ。
「狙われた街」って、金城氏のシナリオ通りのエンデイング
(有名なナレーション無し)だったら
今ほど名作扱いされてたかな
テレビに利用されるんじゃなくて、逆にテレビを利用して
てめえがのし上がってやる、くらいのズルさ、たくましさ、
したたかさが無いと、
テレビ業界に使い捨てにされて終わり。
金城氏にはその種の図太さが欠けていたのでは。
「毒ガス怪獣出現」は、かなり「橋本好み」を
意識したっぽい作品だよね
>>20
橋本プロデューサーさえいなければ。。。
個人的にずっと確信してる
栫井プロデューサーのような敏腕が抜けなければ
ウルトラセブンもヒットのまま完結して
怪奇や帰りマンみたいな怨念作品じゃなくて
初代マンやブースカのような
夢のある作品が生まれ続けただろうなあ
怪奇大作戦のパイロット台本が「恐怖の電話」だったのが
ツイてなかったな。あれがもし『死神の子守歌』だったら、
作品の世界観がつかみやすかったと思う。
「怪奇」や「刑事くん」があるので、橋本は有能な
人ではあるとは思う。
でもウルトラという素材は橋本向きではなかった
ということだろう
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