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ウルトマランは常に理性的であるため、スペシウム光線を撃つには十分な理由が必要なのかも。撃つことで周囲に大きな被害を与える可能性もあり、それを避けるために身を引いているのかもしれません。あなたの考察は・・・?
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チャージするから
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ウルトラマンは力の差に酔いしれてる
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弱らせてからでないと当たらない
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あれ打つまでは宇宙肉体言語を使った説得なんだぞ
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>>5
実際そんな感じよな
あとスペシウム光線自体が弱くて言うほど必殺っていう威力が無いってのもあるから弱らせないとトドメにならない説なんかもあるな
実際そんな感じよな
あとスペシウム光線自体が弱くて言うほど必殺っていう威力が無いってのもあるから弱らせないとトドメにならない説なんかもあるな
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慈悲
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弱点を探っている、または作っている説
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弱らさないと避けられる
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舐めプ
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近接に慣れさせといてからの光線は避けられないだろうな
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体力満タン状態だとスペシウム一発じゃ削り切れないのかもしれん
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尺稼ぎだろ
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言うほど撃ってる。効かなかったりするはね帰ったり避けられたりもする
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いきなり撃ったこともあったけど当たらなかった
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こんにちは、空想科学研究所の柳田理科雄です。マンガやアニメ、特撮番組などを、空想科学の視点から、楽しく考察しています。さて、今回の研究レポートは……。
ウルトラマンが地球上で活動できる時間は、わずかに3分。ボクシングの1ラウンドと同じで、極端に短い。
それであんなに活躍できたのは、彼がスペシウム光線という必殺技を持っていたからだ。左右の腕を十字に組むと、右手から放たれて怪獣を爆破する必殺光線!
ところがウルトラマンは、この技をなかなか出さない。怪獣と対峙しても、初めは殴ったり蹴ったり投げ飛ばしたりして、制限時間ギリギリになってようやくスペシウム光線を放つ。
なぜだ!? そんなすごいワザがあるなら、最初から撃てばいいのに――と多くの人が思ってきたに違いない。もちろん、筆者も子どもの頃から不思議だった。
ところが『ウルトラマン』全39話を見直して、スペシウム光線の発射状況を確認したところ、意外な事実が浮かび上がってきたのである。
◆勝利の黄金パターン
ウルトラマンの戦い方は、その第1話「ウルトラ作戦第一号」での対ベムラー戦に基本形のすべてが詰まっている。戦いの要素を順に記すと、こんな感じだ。
?ハヤタ隊員としてできるだけ頑張る
?ウルトラマンに変身
?ベムラーと組み合い、殴る蹴るの肉弾戦
?カラータイマーが鳴る
?スペシウム光線!
?ベムラーは倒れ、ウルトラマンは空へ
カラータイマーが点滅を始めたウルトラマンの様子を見て、科学特捜隊のイデ隊員は「だいぶ慌てているようですよ」「エネルギーが切れるみたいですね」と、まことに的確な推測をしていた。
これによって「必殺のスペシウム光線は、ギリギリになって撃つ」というイメージが強まったのかもしれない。
ところが『ウルトラマン』全話を見直してみると、必ずしも前述のようなパターンの戦い方をしているわけではない。いや、そうでないほうが多いくらいなのだ。
全体を俯瞰すると、全39話でウルトラマンが戦った怪獣は38匹。このうち26匹との戦いで、スペシウム光線を撃っている。
その発射タイムは、平均して登場から1分40秒後。3分の制限時間の、半分ちょっとのところで発射しているのだ。予想外に早い!
しかも、この26回のスペシウム光線のうち、カラータイマーが鳴った後に発射されたのは14回しかない。残る12回はスペシウム光線のほうが先。
というか、カラータイマーが鳴り始める時間の平均が1分53秒後であり、平均値でもスペシウム光線のほうが早いのだ。
ウルトラマンが地球上で活動できる時間は、わずかに3分。ボクシングの1ラウンドと同じで、極端に短い。
それであんなに活躍できたのは、彼がスペシウム光線という必殺技を持っていたからだ。左右の腕を十字に組むと、右手から放たれて怪獣を爆破する必殺光線!
ところがウルトラマンは、この技をなかなか出さない。怪獣と対峙しても、初めは殴ったり蹴ったり投げ飛ばしたりして、制限時間ギリギリになってようやくスペシウム光線を放つ。
なぜだ!? そんなすごいワザがあるなら、最初から撃てばいいのに――と多くの人が思ってきたに違いない。もちろん、筆者も子どもの頃から不思議だった。
ところが『ウルトラマン』全39話を見直して、スペシウム光線の発射状況を確認したところ、意外な事実が浮かび上がってきたのである。
◆勝利の黄金パターン
ウルトラマンの戦い方は、その第1話「ウルトラ作戦第一号」での対ベムラー戦に基本形のすべてが詰まっている。戦いの要素を順に記すと、こんな感じだ。
?ハヤタ隊員としてできるだけ頑張る
?ウルトラマンに変身
?ベムラーと組み合い、殴る蹴るの肉弾戦
?カラータイマーが鳴る
?スペシウム光線!
?ベムラーは倒れ、ウルトラマンは空へ
カラータイマーが点滅を始めたウルトラマンの様子を見て、科学特捜隊のイデ隊員は「だいぶ慌てているようですよ」「エネルギーが切れるみたいですね」と、まことに的確な推測をしていた。
これによって「必殺のスペシウム光線は、ギリギリになって撃つ」というイメージが強まったのかもしれない。
ところが『ウルトラマン』全話を見直してみると、必ずしも前述のようなパターンの戦い方をしているわけではない。いや、そうでないほうが多いくらいなのだ。
全体を俯瞰すると、全39話でウルトラマンが戦った怪獣は38匹。このうち26匹との戦いで、スペシウム光線を撃っている。
その発射タイムは、平均して登場から1分40秒後。3分の制限時間の、半分ちょっとのところで発射しているのだ。予想外に早い!
しかも、この26回のスペシウム光線のうち、カラータイマーが鳴った後に発射されたのは14回しかない。残る12回はスペシウム光線のほうが先。
というか、カラータイマーが鳴り始める時間の平均が1分53秒後であり、平均値でもスペシウム光線のほうが早いのだ。
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◆スペシウム光線の結果一覧
オドロキはそれだけではない。
以下に、スペシウム光線を撃った結果がどうだったのか……を示す。
〇は一撃で倒した場合、△は複数回の発射で倒した場合、×は効かなかった場合。
ベムラー 〇
バルタン星人 〇
ネロンガ 〇
ラゴン 〇
グリーンモンス 〇
アントラー × ⇒科特隊の活躍
レッドキング × ⇒別の技で倒す
ジラース × ⇒別の技で倒す
ドドンゴ 〇
ペスター 〇
2代目バルタン星人 × ⇒別の技で倒す
ブルトン △ ⇒スペシウム2発目で倒す
ザラブ星人 △ ⇒スペシウム2発目で倒す
アボラス △ ⇒スペシウム3連発で倒す
ヒドラ × ⇒外れる
ケムラー × ⇒科特隊の活躍
グビラ 〇
ゴモラ 〇
ダダ △ ⇒スペシウム2発目で倒す
ゴルドン 〇
ケロニア × ⇒別の技で倒す
ザンボラー 〇
ザラガス 〇
ジェロニモン × ⇒科特隊の活躍
キーラ × ⇒別の技で倒す
ゼットン × ⇒自分が倒される
なんとなんとなんと!
全26戦中、1発目のスペシウム光線が致命傷となったのは、たったの12戦だけである。
残る14戦の内訳は、別の技で倒したこと5回、2〜3発目のスペシウム光線で倒したこと4回、科学特捜隊に助けてもらったこと3回、当たらなかったこと1回、自分が死んだこと1回。
ウルトラマンには「スペシウム光線1発で敵を倒す」というイメージがあったが、この光線がそのとおりの威力を発揮した「必殺率」は46%にすぎない。
オドロキはそれだけではない。
以下に、スペシウム光線を撃った結果がどうだったのか……を示す。
〇は一撃で倒した場合、△は複数回の発射で倒した場合、×は効かなかった場合。
ベムラー 〇
バルタン星人 〇
ネロンガ 〇
ラゴン 〇
グリーンモンス 〇
アントラー × ⇒科特隊の活躍
レッドキング × ⇒別の技で倒す
ジラース × ⇒別の技で倒す
ドドンゴ 〇
ペスター 〇
2代目バルタン星人 × ⇒別の技で倒す
ブルトン △ ⇒スペシウム2発目で倒す
ザラブ星人 △ ⇒スペシウム2発目で倒す
アボラス △ ⇒スペシウム3連発で倒す
ヒドラ × ⇒外れる
ケムラー × ⇒科特隊の活躍
グビラ 〇
ゴモラ 〇
ダダ △ ⇒スペシウム2発目で倒す
ゴルドン 〇
ケロニア × ⇒別の技で倒す
ザンボラー 〇
ザラガス 〇
ジェロニモン × ⇒科特隊の活躍
キーラ × ⇒別の技で倒す
ゼットン × ⇒自分が倒される
なんとなんとなんと!
全26戦中、1発目のスペシウム光線が致命傷となったのは、たったの12戦だけである。
残る14戦の内訳は、別の技で倒したこと5回、2〜3発目のスペシウム光線で倒したこと4回、科学特捜隊に助けてもらったこと3回、当たらなかったこと1回、自分が死んだこと1回。
ウルトラマンには「スペシウム光線1発で敵を倒す」というイメージがあったが、この光線がそのとおりの威力を発揮した「必殺率」は46%にすぎない。
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